1minute Projection Mapping Competition
プロジェクションマッピングの未来を占う世界最大級の国際大会!
1minute Projection Mapping Competitionは、
2012年に始まった歴史あるプロジェクションマッピングの国際大会で、いま世界的な登竜門となっています。
映像のプロフェッショナルから、新進気鋭の若手クリエイター、斬新な発想を持ったアーティストなど、
世界中から多様な才能が集い、新たなプロジェクションマッピング表現を競います。
新たな才能を発掘することを目的に、単に映像制作技術を競うのではなく、
未来の表現へ向けた新鮮なアプローチや視座、そして挑戦が求められます。
この大会の優勝者・受賞者たちは、その後世界のさまざまなシーンでトップクリエイターとして活躍しており、
まさに未来のプロジェクションマッピングを占う大会なのです。

大会名と制作テーマ(One minute & Production Theme)
この大会は1:00〜1:59秒という1分台の短い作品で表現を競います。この短い時間の中で映像表現の技術や個性、そして観客や審査員に向けていかに新しい体験や感動を与えられることができるか?を競います。
長時間のコンテンツではなく、短いからこそ突き詰められる表現、凝縮された個性、洗練された体験を創造していきます。鑑賞者にとっては、世界中から集まるハイレベルで個性豊かな作品を、一度に見ることができる世界最大級にして、最高峰のプロジェクションマッピング体験ができます。
また、高解像度の映像を長時間制作するのは容易ではありませんが、短い時間なので、多くのクリエイターが気軽にチャレンジすることができます。
さらに、毎回時代の流れを受けた制作テーマを設けており、そのテーマの中でコンセプト設計や、問いを立てながら制作をしてもらいます。その時、その国、そのクリエイターの状況によって、作品の幅もさまざまで、非常に多様で刺激的な表現が数多く集まります。

これまでの歴史(History of the Competition)
この大会は2012年(日本のプロジェクションマッピングの黎明期)に、神奈川県の小さな町で立ち上げられました。当時は映像関係者ですらまだこの表現が何なのか?どんな未来があるか?あらゆる情報が不足するな中で、問いと可能性を広げるべく開催をスタートしました。そこから13年以上にわたって継続開催し、世界でも最も古く、そして継続している国際大会となっております。
第1回大会は5カ国から19組というクリエイター数での参加からスタートしました。そして2015年の第4回大会からは会場と投映対象の建物を変え、多くのクリエイターたちがモチベーションを保ち、高めるようにしてきております。
・2012年:逗子小学校(神奈川県逗子市 / 逗子メディアアートフェスティバル)
・2013年:逗子小学校(神奈川県逗子市 / 逗子メディアアートフェスティバル)
・2014年:逗子小学校(逗子市 / MEDI-ARTz)
・2015年:みなとぴあ(新潟市 / みなと☆ぴか)
・2016年:みなとぴあ(新潟市 / みなと☆ぴか)
・2017年:ハウステンボス(長崎県佐世保市)
・2018年:宮崎県立美術館(宮崎県宮崎市)
・2019年:小田原城(神奈川県小田原市)
・2021年:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館(東京都 / TOKYO LIGHTS 2021)
・2022年:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館(東京都 / TOKYO LIGHTS 2022)
・2023年:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館(東京都 / TOKYO LIGHTS 2023)
・2024年:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館(東京都 / TOKYO LIGHTS 2024)
大きな建物へプロジェクションマッピングをする機会というのは限られており、個人で挑戦することは不可能でした。この大会はプロジェクションマッピングに挑戦する場を多くのクリエイターに開放し、その制作と経験を通じて、今後を担う人々を輩出してきました。
また、2D・3Dの上質な映像制作テンプレートを制作・配布しており、手間のかかる事前の準備作業が不要で、かつ初めてプロジェクションマッピング表現に挑戦するクリエイターにとっては、学びの多い制作フローを体験することができます。
こうしてプロジェクションマッピングのゆりかごとして、多くのクリエイターたちを迎え、そして世界へ輩出してきており、大会の優勝者を含む受賞者たちは、その後世界中のシーンで活躍を見せております。





